タップの硬さについて

前々からタップの硬さや素材の違いについてはいろいろと考察するため試行錯誤しているのですが、自分なりに最近少しまとまってきたような気がするので書き留めておこうと思います。
※あくまで自分なりの感想なので結構間違ってるかもしれません。

素材による違い

    • 積層・・・現在プレー用として最も一般的な形状。品質が安定しているといわれているが、粗悪なものもは接着がはがれてくる場合がある。(例 モーリ、カムイなど)
    • 一枚革・・・その名のとおり一枚の革でできている。品質にばらつきがあるがあたりを引くととてもよいパフォーマンスを発揮することがある反面、はずれを引くと、すぐにボソボソになったり、パンクする事もある。(例 ル・プロフェッショナル、スモウ、WB、RDなど)
    • ファイバー・・・独特のタッチで基本的にやわらかい。見た目が青いものが多い。基本的にノーマルでやわらかいので、締めて使う。ブランズウィック10t締め、20t締めと称してあらかじめ締めて売ってるものもある。一枚革以上にはずれが多いような気がするので元々締めてあるやつを買ったほうがはずれが少ないような気がします。(例 エルクマスター、ブランズウィック

硬さによる違い

    • 硬いタップ・・・球離れが早いので、ストロークに気を使うがタイミングがきっちり出せる人なら硬い方が思い通りのタッチが出せると思う。
    • やわらかいタップ・・・球離れが遅いので、ごまかしが効くような気がする。その反面、撞いた時の感触がぼやけるような気がします。

個人的には硬いタップの方が最近は好きですが、不調な時などストロークが安定しないときは、思ったタッチが出せず、先球をとばしてしまっています。やわらかめの方がイレが安定するのかも?長い目で見ると硬いタップを普段から使っている方が細かいタッチに普段から気を使うのでストロークとか上達しやすそうな気がします。



おまけ ブレイク用タップ
先角一体型とか樹脂タップとかいろいろありますが、硬いタップほどコントロール重視のブレイクの人やパワーの足りない(女性とかの)プレイヤーに向いているような気がします。というのは、硬いタップの方がラックは割れやすいと思うのですが、その分手球が暴れやすく、ハードブレイクの人だと手球を安定させにくいような気がするからです。
僕は、どちらかというとハードブレイクが好きなので、BK1に締めて薄めにしたプロフェッショナルをつけてます。ブレイクキューのタップは勝手にしまってきますけど。

割りキューもいろいろありますが、MEZZのPBDIがパワーとコントロールを高い次元で両立しているような気がします。
BK2はBK1と比べてパワーが上がった分安定性がちょっと落ちてるような印象です。




・・・「な気がします」という表現が多いのですが、あくまで自分で感じたことを書いているので核心を持ってそうだと言い切れないから。