その3 キューケースを買おう

キューを購入したら次に必要になるのはキューケースです。その名の通りキューを入れて持ち運ぶためのケースです。これがないとキューを持ち運べませんからね。もっとも私の知り合いにはプレーキュー一本を輪ゴムで止めて持ち歩いているツワモノもいました。キューケースを肩に掛けてビリヤード場に入っていく姿というのはさまになりますが、輪ゴムで止めたキューを持ってビリヤード場に入っていく姿というのは異様な光景です。


★ ビリヤード・キューケース ★ Cyber Proshop USA ★←こんなのを想像した人がいましたらあなたは結構古い人間かもしれません。昔の映画に出てきそうです。
★ ビリヤード・キューケース ★ Cyber Proshop USA ★最近はこういうタイプが主流です。ソフトタイプや筒型のタイプといった種類があります。またキューを入れられる本数は2B3Sのような表記で表されます。
 例 2B3S なら
 2B 2本のバット(キューの太い方、持つ部分の方)と3S 3本のシャフト(キューの半分から上、球を撞くほうの部分)を入れることができるという意味です。
その他3×6という表記の場合がありますが=3B6Sという意味と捕らえてください。

で、お勧めのケースとしては2B3S以上の筒型がお勧めです。
なぜかというとビリヤードを本格的に始めるといずれブレイクキューやジャンプキューといったキューも欲しくなります。そのとき2B3S以上のキューケースでないと全てのキューを収納できないからです。都合3本のキューが収納できると便利なわけですが、2Bでよいと書いたのはジャンプキューのバットはケース脇のポケットに収納可能なことが多いためです。

ケースの種類としては大きく分けて2つあります。ハードタイプとソフトタイプです。


それぞれの特徴

ハードタイプ:
皮製だったり、人工皮革に発砲スチロール系の樹脂が入っていたりと、ケースが比較的しっかりしているので、キューの保護性は高い。その代わりちょっと重め。
出し入れの方法は主流の筒型タイプは、ケースの上がふたになっていて、筒に入れるイメージ。
シャフトは基本的に先角側が下になるように入れる。
バットは、筒がテーパにー担ってるものはジョイント側から入れる、筒がストレートのものは基本的にエンド側から入れる。


ソフトタイプ:
素材は外側は厚い布とか合成皮革とか、内側はノートPCを入れるみたいな?ソフト系の素材のヤツ。
ハードタイプに比べて軽いが多少保護性は落ちるかも。
出し入れはケースの横にジッパーが付いているのでケースが縦に真っ二つに開くものが多いと思う。
床や台の上で広げて出す。


いずれ長くやっていると2B3Sでは収納しきれなくなる可能性がありますが、最初から3B6Sといった大きなキューケースは買わない方がいいと思います。なぜか?



キューとキューケースを購入したあなたはキューケースを下げてビリヤード場に入ることとなると思います。
2007-01-09 - yamaya_poolの(球)日記では、お店に入ったときの常連さんの視線は気にするなと書きましたが、キューケースを下げてお店に入ったときの視点はちょっと変わります。常連さんの視点は
 一見さん→キニシナイ
から
 プレイヤー→どんな人なんだろう?
という視線に変わります。キューケースを持っているだけ視点が変わってきます。
ですが、キニシナイ→ちょっと気になるな程度の変化ですので華麗にスルーでいいと思います。


このときに3B6Sなどの重火器のようなケースや、こった装飾入りの高そうなケースだと視点が変わってきます。そういう部分をめざとく見つけてちょっと気になるどころかどこからきた上級者なんだろうとか?勝手に想像が膨らむわけです。